千葉日報子どもの育ち応援基金 2019年度向け助成事業の報告


基金について

「千葉日報子どもの育ち応援基金」は、子どもたちの笑顔あふれる地域社会をめざして、千葉県内で活動している、子どもの育ちを応援する団体へ助成を行っています。2018年から募集を開始し、助成金額は年間総額300万円(1団体上限100万円)を予定しています。

理事長あいさつ
公益財団法人千葉日報福祉事業団
理事長 萩原 博

 公益財団法人千葉日報福祉事業団は、1974年の創立以来、県民の福祉向上に寄与することを目的に、県民や県内企業などからお預かりした寄付金を元に、高齢者・心身障害者・交通遺児などの支援活動団体に対し、助成を行ってまいりました。

 創立から半世紀が経過した今日、深刻な少子化が進行する中で、子どもの7人に1人が貧困状態と言われ、子どもたちの健全な成長を私たちの社会が総力を挙げて支援すべき状況が生じており、地域では、子ども食堂などのボランティアによる新たな支援事業も相次いで起こってきました。

 しかし、高齢者や障害者などに比べると、なお公的な支援制度はぜい弱であり、いずれ様々な支援制度が整備されるとしても、その間は何らかの形で民間ベースでの取り組みが求められます。

 このような現状認識に基づき、当事業団では2018年度から従来の支援の枠組みを拡大。貧困問題を含めた「子どもの成長支援」を事業として新たに加え、支援のための基金を設立いたしました。パートナーとして、日本での寄付文化を育成し、だれでも安心して暮らせる地域社会づくりに取り組んでいる公益財団法人ちばのWA地域づくり基金(千葉市)に協力をお願いしました。

 当面は3年間の時限的な基金ですが、事業拡大などの環境・体制整備や人材育成等を対象に助成します。趣旨についてご理解ご賛同の上、1人でも多くの子どもたちの笑顔が地域社会にあふれるよう、多くの申請をお待ちしております。


事業報告

第1回目(2019年度向け助成事業)の報告

 第1回目となる2019年度向け助成事業への応募件数は13団体でした。 2019年2月9日に公開プレゼンテーション・選考会を行い、助成先を5団体に決定、総額330万円を助成しました。3月8日に千葉市内で贈呈式を行いました。

2019年度向け助成事業贈呈式

助成先の紹介

「助成金はどんなことに役立っているの?」。助成団体の活動内容、助成金のつかいみちなどを紹介します。

「助成金受け課題改善」(千葉日報 2019(令和元)年12月2日付け紙面で紹介)


お問い合わせ

「千葉日報子どもの育ち応援基金」事務局
〒260-0033 千葉市中央区春日1-20-15 篠原ビル301
☎043-239-5335  FAX 034-239-5336
E-mail info@chibanowafund.org
URL  http://chibanowafund.org