千葉日報の地方面で随時、掲載される公益財団法人千葉日報福祉事業団への寄付に関する記事。個人・団体の皆さまは、どんな動機、経緯で寄付金をどのような分野に役立てることを望んでおられるのか。寄付金を届けていただいた皆さまに当事業団事務局が趣旨をうかがい、「寄託者のぬくもり」を発信しています。社会的支援を必要とされている人たちへ、本年度も皆さまの“善意を託す窓口”を引き受けさせていただきますので、ご協力、ご活用をよろしくお願いいたします。
公益財団法人千葉日報福祉事業団は長年、県民福祉の向上に寄与することを目的に、県民、企業・団体の皆さまから寄付金をお預かりし、福祉団体などからの援助申請を厳格に審査したうえ、活動費用を助成する取り組みを展開しています。交通遺児や聴覚、視覚障害者団体向けの指定寄付も受け付けています。
一方、当事業団設立から約半世紀が経過し、少子・高齢化と核家族化の進展や格差拡大など社会が変化する中、福祉ニーズも多様化しています。近年は子どもの貧困が社会問題になっているため、青少年支援にも力を入れています。その代表格が2019年度に第1回の助成を行った「千葉日報子どもの育ち応援基金」です。助成規模は年300万円で、次代の担い手である子どもが健やかに成長できるよう子どもの貧困問題の改善に資する地道な取り組みを後押ししています。
こうした県内で続いてきた“助け合いの輪”をこれからも継続していくためには、県民、企業・団体の皆さまの幅広いご支援が安定的に必要です。これまで当事業団に寄付してくださった皆さまに改めて感謝を申し上げるとともに、引き続き寄付にご理解ご協力をいただけるようお願いいたします。
千葉日報福祉事業団