新年度予算案を承認 千葉日報福祉事業団


白戸会長(左)に目録を手渡す萩原理事長=27日、千葉市中央区

 公益財団法人千葉日報福祉事業団(萩原博理事長)は27日、千葉市中央区の千葉日報社で千葉県民から寄せられる浄財を福祉団体などに助成する2019年度の事業計画案と予算案を審議する理事会を開いた。理事5人が出席し、両案とも原案通り承認された。

 19年度予算は、寄付金収入750万円を見込む。支出のうち公益目的事業は交通遺児・青少年のための援助(250万円)、福祉施設・障害者団体援助(155万円)、「子どもの育ち応援基金」(300万円)などを計上した。

 理事会後、本年度に「交通遺児のために」と県内12団体から寄せられた寄付金計307万7788円を県社会福祉協議会に寄託する贈呈式も行われた。萩原理事長から白戸章雄会長に目録が手渡された。